実印・印鑑・はんこのQ&A

実印の悪用例と予防策

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実印の犯罪・悪用について

実印は重要な身分証明のツールですが、コンパクトで持ち運びやすい点が気がかりです。無くす・盗まれるというリスクに気が付きにくく、不安や心配から持つことに抵抗がある方は多いでしょう。

確かにトラブルは実際にありますし、大きな犯罪に巻き込まれる可能性もあります。しかし、予防策や対処法もしっかりと確立されています。知識をしっかりと持っておけば、不安になりすぎず、実印のメリットを生かした契約がスムーズに結べるでしょう。

考えられる犯罪・悪用例

トラブルの中で最も恐ろしいのは、実印を使った文書の偽造です。本人が知らないうちに捺印が済まされ、思わぬ金額を請求された・所有物が勝手に転売されたなどのケースもあります。今後起こりうるリスクとして、具体的に知っておきましょう。

実印にまつわる、本当にあった怖ろしい被害

  • 妻が夫の実印を利用し、夫名義で多額のローンを組んだ
  • 知らないうちに借金の連帯保証人になっていた
  • 自宅の名義を勝手に変えられた
  • 海外渡航中に車を知人に預けたら、そのまま転売された
これらは全て、実印や印鑑登録証を誰でも手にとれる場所に保管していたために起きたトラブルです。たとえ犯人が捕まっても、売られたものが返ってこない、借金だけが手元に残るという場合さえあり、本人にとってのダメージは計り知れません。

関連ニュース

本件は、窃取された預金通帳と偽造印鑑を持参した無権限の第三者に対して銀行が行った預金の払戻しは無効であるとして、預金通帳を窃取された預金者が銀行に対し、払戻された預金額相当の払戻しの請求をした事案である。
引用元:偽造印鑑による預金払戻請求に応じた銀行に対し、過失を認めた事例

通帳から実印によってお金が引き落とされたケース。ただ偽造印鑑による金額の引き落としは銀行側に非があるとして、過失を認められた事例があります。仮に偽造印鑑の被害にあったとしても銀行側を訴えれば、奪われた金額は払い戻しになる可能性が高い。

予防策や対策

上にまとめた被害は、本人のちょっとした工夫・対策で防ぐことができます。何も起こっていないうちは手間に感じるものですが、犯罪・トラブルに遭ってからのことを考え事前に準備しておきましょう。

印鑑登録は、使う機会ごとに

個人で事業をしている方、日ごろから実印を使う機会がある方を除いては、印鑑登録をしないでおくというのが最も基本的で効果があります。登録申請は、本人が平日に役所に行くことができれば10分程度で完了し、当日から利用できます。目的が決まってからの登録で充分に間に合います。

手続き完了後は廃印にする

登録を消去することを「廃印といいます。これも役所で簡単に手続きできます。印鑑のトラブルで多いのは、ずっと使っていなかったのでどこにしまったか分からない、登録証をなくしたというものです。手続き等が済んだら、登録を消しておけばこのような心配もありません。

定期的に登録印を変更する

デイリーに使用する方も、1~2年に1度程度のペースで登録した印鑑を変えることをお勧めします。万が一使っている印鑑が悪用されても、登録が変更されればその時点で旧実印は無効になります。その年の干支など縁起物をあしらって毎年作れば、手間ばかりでなく楽しみにもなりそうです。

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