実印Q&A

認印のすべて。実印との違い、一緒に使うリスクとは?

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印鑑にはさまざまな種類があります。日常生活のなかで、もっとも多く使われているものが認印と呼ばれるものです。

実印とは明確な違いがあり、兼用は絶対にNG。万が一のときに、金銭的に大きな損失を被ってしまう可能性があります。

実印と認印の違いまとめ。効力や必要な手続き、紛失時リスクなど

実印と認印の本質的な違いは、法的な効力を持っているかどうかです。それによって、以下のように必要な手続きや用途、失くしたときのリスクなど、さまざまな面でも変わっていきます。

実印

実印には法的効力がありますが、そのためには自治体で印鑑登録手続きが必要です。また、1人で何本も持つことはできず、1本までと定められています。

おもな私用タイミングは、ローンの契約や不動産、自動車の購入など。重大な契約や手続きを取るときに、「本人が契約・購入した」という旨を証明するために使います。

一方で、他人が実印を使ってもこれらの契約や手続きができてしまうことがあります。これが失くしたときのもっとも大きなリスクです。悪用されると成りすましで不当な契約を結ばれてしまい、多額の損失を被ることになります。

認印

認印とは、定義としては意思確認するための印鑑のことを指します。おもな用途は、宅配便が来たとき、商品を買うときなどです。このような簡易的な契約や手続きを「認める」ために捺印します。

しかし、実印と違って印鑑登録をする必要がなく、法的に何ら効力がありません。あくまでもその場かぎりで認めるだけで「本人である」と証明できるものではないため、ローンや不動産、自動車などの高額の契約を結ぶことは不可能です。

そのため、紛失したときのリスクもありません。せいぜい、高級な認印を使っていたときに、その分の費用がもったいないぐらいです。ただし、後述しますが実印と認印を兼用している場合は非常に危険です。

シャチハタは認印の一種、インクいらずで1家に1本欲しい印鑑

印鑑のなかには、シャチハタと呼ばれるものがあります。この呼び方は、実印や認印などの効力や用途などではなく、ハンコそのものの仕組みのことを指した名称です。

シャチハタとは、ボールペンのように手に持つ部分にインクが含まれており、朱肉をつけなくても押せる印鑑のこと。また、今でこそ当たり前の呼び方ですが、もともとはそのような印鑑を製造していたメーカーの名前です。正式には「浸透印」と呼びます。

シャチハタは朱肉がなくても気軽に押せる反面、印面がゴムでできており柔らかく欠損しやすい、インクが朱肉よりもかすれて消えやすいというデメリットがあります。

そのため、実印や銀行印としては使えず、必然的に認印として使うことになります。しかも、認印を使う場面であっても、たまに「※シャチハタは不可」と書かれていることがあるようです。

このように何かと制約の多い印鑑ですが、宅配便のようなカジュアルな場面なら問題なく使えます。朱肉が必要ないという点は、立って荷物を受け取るときにとても便利。1つは持っておいて損はありません。

三文判なら実印と認印を一緒に使える、ただしシャチハタは不可

実印と認印を混同している方は少なくありません。
兼用自体は以下のように可能です。

認印を実印として使う

安く大量生産されている三文判と呼ばれる印鑑なら、実印登録さえすれば実印として使えます。ただし、ゴムでできているシャチハタは不可能です。

実印を認印として使う

どのような場面でも使えます。そもそも認印にはほとんどルールがないため、実印を使って断られるようなことはないでしょう。

兼用による悪用のリスク、実印と認印は絶対に別にすること

実印と認印の兼用が勧められていない理由は、何より悪用のリスクが高いためです。次のようにさまざまな手口で、盗まれ悪用されてしまうことがあります。

紛失や盗難

使う回数が多ければ、それだけ失くしてしまう可能性も高くなります。本来、実印は金庫に入れて大切に保管しておくものです。

印影から偽造される

印鑑の盗難は何も本体を盗めば良いわけではありません。捺印したときにできる印影から偽造することだって可能です。

実際に、最近ではちょっとした通販の買い物でも実印を求められることが増えています。そのほとんどが偽造を目的としており、本来ならこのようなことはあり得ません。

信用できる相手でなければ、実印を使うこと自体が危険だと認識しましょう。

三文判では満足できない方へ、こだわり認印を作る4つのポイント

今まで認印を専用で持っていなかった方は、ぜひとも作りましょう。ちょっとしたところで使うカジュアルな印鑑にも、以下のようにさまざまなこだわりポイントがあります。

可読性の高い書体

認印を使うときは、その場で承認を確認できる必要があります。そのため、文字が読める書体のほうが好ましいとされています。楷書体や古印体、隷書体など、分かりやすい書体にしましょう。

サイズは実印や銀行印よりも小さく

印鑑には、重要度順に大きく作るという風習があります。つまり、大きいものから実印、銀行印、認印という順で作るということです。これは風習だけでなく、印鑑の種類が人目で分かるというメリットもあります。

男性の場合、実印が直径16~17mmぐらいがスタンダードですから、次に大切な銀行印を14~15mmぐらい、認印を12~13mmにすると適切でしょう。

女性の場合は実印が13~14mmぐらいが主流ですから、同じように計算して9~10mmぐらいがおすすめです。

もう1つ気をつけたいことが、他人との兼ね合いについて。たとえば、どのような印鑑でも基本的に「上司のほうが大きく、部下のほうが小さく」という風習があります。新人のうちに大きくしすぎると「生意気なやつ」と思われてしまうことがあります。

とくに、年配の方ほど気にしますので、勤め先などの周囲にいるなら気をつけてみましょう。

印材は丈夫なものがベター

100円で買える三文判のほとんどはプラスチックでできています。もちろん使えますが、耐久性が低く、こだわり派にはずいぶんとお粗末に見えてしまいます。

しっかりしたものを作るなら、玄武や琥珀など実印でも使われている材質を使いましょう。とくに、チタンは最高クラスの耐久性があるためおすすめ。それ以外に、1本はシャチハタを持っておくと便利です。

形は丸が普通

印鑑には丸いものと四角いものがあります。後者は角印と呼ばれており、おもに「○○会社」という組織単位の印鑑として使われます。

そのため、普通なら丸いものを作りましょう。個人で角印を作ると、悪い意味で目立ってしまう恐れがあります。

実印と認印は、それぞれが持つ意味や用途、紛失時のリスクが違います。そのため、兼用は絶対に止めましょう。今一緒にしている方は、専用のものを作りましょう。

その際には、ネット通販で買うことがおすすめです。価格の安さや手軽さ、材質や書体の豊富さなど、あらゆる面で優れています。

とくに、最近は実印や銀行印などとセットになっているものが人気。必要な印鑑がいっぺんに揃えられて、しかも30%など大幅に割引されることがあります。

どれか持っていたとしても、さらに良い印鑑を手に入れて気分転換するために、購入を検討してみる価値は十分にあるでしょう。

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